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聖なるインドへ

聖なるインドへ

著者:松川慧照(Keisho Matsukawa)


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プロフィール
中学時代から独学でヨーガ修行をはじめ、その後、日本とインド・ヒマラヤなどを行き来しながら修行を進め、各種のヨーガの達成を果たす。10年ほど前からヨーガの指導を始め、今に至る。現在も本格的なヨーガの普及につとめるかたわら、自らもより高みを目指して修行を続けている。

ヨーガスクール・カイラスHP:http://www.yoga-kailas.com

書籍の内容
本書は、ヨーガスクール・カイラスの主宰者であり、ヨーガ教師である松川慧照さんとその教室の皆さんのインドへの旅の記録である。
2005年の9月から10月の約一ヶ月にわたる旅の中で、彼らは何をみたのだろうか。
最近世間ではまれに見るヨーガ・ブームであるという。だが、一口にヨーガといってもその内容は様々である。本書には、ファッションとしてのヨーガにとどまらない、深いヨーガの修行の内容がある。
それは単に難しいポーズをとったり、瞑想をしたりすることだけがヨーガではないということである。この旅の途上におこる様々な現象もまたヨーガであるということなのだ。インドの聖地といわれるゴームク、ヴァラナシ、ブッダガヤー、ラージギルといった地で、何が彼らを待ち受けているのだろうか。
ヨーガ愛好者必読の一冊である。

表紙イラスト 弥智子
(A4サイズ 本文128頁 2006年1月11日発行)
ISBN 4-903465-04-7

レポート内容の画像 レポート内容の画像

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【本文一部紹介】

まえがき
2 0 0 5 年の9 月から1 0 月にかけて、私は主宰するヨーガ教室の生徒1 0 名とともに、インド修行旅行に行ってきました。修行旅行とはいっても、現地のヨーガ道場を訪ねたわけではありません。自分たちで日々瞑想などの修行はしましたが、それよりもこの旅行そのものが、神々の祝福ともいえる修行の旅でした。この書では、わずか一ヶ月ながらも、非常に中身が濃く、得るものも多かった私たちの旅の日記を公開したいと思います。インドに行ったことがある人も、まだない人も、新鮮な衝撃を受けられる物語になっているのではないかと思います。インドは人の人生観を変えるといいますが、この本も、皆さんの心が真の幸福へと向かうかすかなきっかけとでもなれば幸いです。
2 0 0 6 年1 月 松川慧照

(P37)
しばらく車で進んでいると、C さんが、突然泣き出した。
「モニー・ババに会ったからかな・・・心の浄化が起きたみたい」
と、C さんは言っていた。
このときの心情をC さんは自分の日記に書いてくださっていたので、以下に引用します。

「この日、いよいよガンゴードリーとお別れ、また1 0 時間かけて山を下る。
やっとあの不便な生活から解放されると思うとうれしくなる。
途中でモウニババという1 4 年間沈黙の行をしているというサドゥの元を訪れる。
目には力があり、笑顔がすてきだ。
洞窟にも2 年くらいいたそうだ。
火を崇拝している。
運転手さんと身振り手振りで意思疎通を図って、運転手さんが英語で教えてくれる。
細かいことは炉の灰の上に字で書いて伝えている。
世間の人は何を持って洞窟にこもったり沈黙の行に励むのか理解できないかもしれないけど修行者にとっては世間の人がなぜお金や物や情欲や、うつろうものに執着しているのか理解できないんだろう。
そしてヒマラヤを後にしてどんどん下る道すがら、私は泣いていました。
下山がうれしいことのはずなのに、ここを離れることがとてつもなく寂しいことに感じ始めたたから。
不思議な感情に涙が溢れて止まらなくなってしまった。
ヒマラヤは自分をごまかすものが何ひとつない世界だった。
テレビをつければ手軽な娯楽や情報が溢れて、リモコンひとつで冷暖房が調節できスイッチでお湯が出る日本にいたけれど、ヒマラヤにはくりーむしちゅうや、渾身のアドバイスをくれる細木数子もいない。
自分だけ。
厳しく寂しいけど自分と真剣に向き合う時間を持てたことは素晴らしい日々でした。
暖をとるものが体温しかなくて、早めにベットを暖める。
数冊の本と、貴重な日光。貴重なろうそくの火。
目を覚ますと漆黒の闇で、マジで何も見えない暗さなんて初めてで恐怖だった。
山ではインド人がふうふう言ってる私に荷物を持ってあげると言ってくれ、断るとがんばってね、とりんごを一個くれました。
ヒンディのおじいさんは追いかけて落としたタオルを届けてくれた。
笑顔で励ましてくれた韓国人、食事に誘ってくれた女の子、暖かい思い出があふれ、みんないい人たちだったのに私は本当に心が開けていたのかなあ? とも思いました。
インドで一番心に残ったのはヒマラヤ。
自然の愛とムチ」



1,000円

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