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栗田洋子さんインタビュー


栗田洋子さんは、懸命な英語学習の末、TOEIC990点(満点)のスコアを取得されました。
また、満点取得後もおごることなく、更に前向きに英語学習を継続されています。 英語は最高の友であり、最大の敵でもある、と語る栗田さんに、英語学習のたのしさやコツをインタビューさせていただきました。

English - my best friend and my worst enemy -


― 栗田さんは、帰国子女と呼ばれる方になるものの、基本的にいらしたのはアジア圏であって、英語圏ではなかったのですよね?

はい。シンガポールと韓国に住んでいました。ただ、シンガポールはアジア圏ではあっても、公用語は英語と中国語と言うことでもちろん英語が普通に使われています。ただ、私の場合は、0歳から4歳までと言う小さいときに住んでいた為、ほとんど覚えていません。


― 本格的に英語学習に集中されだしたのはいつごろからですか?

中高と英語の勉強は好きでしたが、本格的に集中して英語を取得する為だけに頑張り始めたのは、イギリス留学から帰ってきてからだと思います。


― 2005年10月にTOEICでみごと満点の990点を取得なさっていますが、TOEICスコアアップを望む方々へ、アドバイスをいただけますか?

それぞれのレベルによってアプローチは全く違うと思いますが、ただ一貫して言えることは、TOEICの文法は特殊ではなく、中高で学ぶ英語の文法そのものです。TOEICの問題集を買って過去問などを解いていくのもいいですが、文法を最初に固める為にも、中高の文法の参考書でもう一度最初からおさらいするのはとてもいい方法だと思います。TOEICは引っ掛け問題が多いですが、基本的には中高の文法がしっかりと頭に入っていれば絶対に解ける問題がほとんどなのも事実です。


― 本書のなかで、留学しても意外とネイティブの友だちをつくることが難しい、という部分がありましたが、そこが留学をしっかり英語力を学ぶ機会とできるかどうかの分かれ目のように思いました。このことで心がけたことをあらためて話していただけますか?

周りが日本人同士で固まって、過ごしている中で、もちろん仲良くしつつ友達関係も保ちつつも日本人社会にどっぷり浸からないように自分で境界線をしっかりと作りました。留学に来た目的、というものを見失ってしまう人が多い中で、いかにその目標を見失わず、焦点を定めて生活するかによってだいぶ違ってくると思います。

ネイティブの友達を作る為には、道を歩いている人に話しかけたり、バスの隣の人に話しかけたり、そういう地道な努力を続けていたら、友達は自然と出来ました。少し気乗りのしないPartyの誘いだったりしても、そのPartyで何人友達が出来るかを考えて、参加してみたりするとか・・・一人でもそういうところに飛び込んでいく勇気と度胸があれば、友達になれる機会はたくさんあると思います。

失敗を恐れないで話しかけること、そして恥を捨てることが大事だと思いました。こっちからぶつかっていけば、意外と相手は温かく迎えてくれます。


― 本書のなかで、語学学習の教材として、DVD、それから読書をあげています。語学学習にお勧めのDVD、本がありましたら、教えていただけますか?

DVDは自分の好きな映画を集中的に観たので、個人で好きな映画を観るのがいいと思います。好きだと何度観ても、飽きませんし勉強していると言う感覚も抜けてきます。だからリラックスして英語に馴染めると思います。

本も、本屋さんなどに言って好きな本を選ぶのが一番いいと思います。それぞれ好きな分野が違いますし、自分が楽しいと思える本を読むのが一番の英語の習得の近道だと思います。


― 栗田さんは、留学ではイギリスとオーストラリアにいかれています。アメリカ英語などと比べてそれぞれ微妙に発音が違うと思うのですが、語学学習をしていくにあたって、このような差異はどの程度気にする必要があると思われますか?

全く気にすることはないと思います。アメリカ英語が全てではありません。例えばイギリス人やオーストラリア人だって、国際舞台で活躍する人は活躍しています。英語の発音が違うからといって、何も心配することはないと思います。特にオーストラリアに住んでいると、皆それぞれ発音は違います。同じオーストラリア人でも、もちろん同じアメリカ人同士でも発音やアクセントは微妙に個人で違ってきます。誰かと、同じ喋り方をする必要は全くないのです。

例えジャパニーズイングリッシュであってもきちんとした文法で自信を持って話せばどこへ行っても、問題なく通じます。発音やアクセントを気にするのは最後の最後の段階だと思っています。まずは、英語になれること、英語を口から発することです。


― 本書を書くにあたって、苦労なさったことはございましたか?

自分の行ってきたことを振り返ると、意外と忘れていることが多かったのでそれを思い出して、文章にするのが大変でした。それでも、私のオーストラリア生活の集大成としてこのような形に出来たことは光栄に思います。


― 2007年7月に大学ご卒業とのことですが、卒業後はどのようなご予定ですか?

父親の住むタイ、バンコクに行って仕事をする予定です。


― 英語学習は今後も続けられるご予定ですか?また、今後はどのような点に目標を置かれますか?

本にも書きましたが、私の英語学習は今後一生途切れることはないでしょう。努力をやめてしまったら、語学というのはあっけないものであっという間に忘れてしまいます。なので、日々の努力は忘れないようにしていきたいです。

私にとって英語の勉強は楽しいこと以外の何者でもないので、努力をしていると言う感覚さえありません。目標は、特にないですがもっと英語を使いこなしていくことでしょうか。


― すでにかなりの力をつけてらっしゃる栗田さんの今後の英語学習のモチベーションとなっているものは、どのようなことですか?

英語のネイティブスピーカとして生まれた訳ではないので、ネイティブには到底まだ及びませんし、今後追いつくこともないと思います。ただ、私は日本語話者として生まれてきたことを誇りに思っていることも事実です。母国語をもう一つ持ちながら、それでも英語を出来る限り使いこなせるようになることが私の最終目標でした。

今ではだいぶ使いこなせるようになりましたが、日々の生活でやはりまだまだと感じさせられるときもあります。そういった日々の悔しさだったり、もっと上手く使いこなすことへの憧れだったりが自然と私のモチベーションとなっているのだと思います。


― どうもありがとうございました。




栗田洋子 プロフィール

著者画像

1982年 シンガポール生まれ。
生まれてから4歳までを現地で過ごし、その後日本へ。
1993年 父親の仕事の都合で、韓国ソウルへ渡り、中学卒業までを過ごす。
1997年 高校(国立東京学芸大学附属高校)入学の為日本へ帰国。
2000年 高校中退。
2002年 イギリス、ブライトンへ体験留学。
その3ヵ月後に正規留学でオーストラリア、ブリスベンへ渡る。
2003年 高校卒業同等資格取得
2005年 専門学校(Southbank TAFE)ホテルマネージメント科卒業
2005年6月 TOEIC初受験 915点
2005年10月 TOEIC2回目受験 990点
2006年 大学 (Central Queensland University) ホテルマネージメント学科に編入
2007年7月卒業予定。